森永LOVE

【出会い】
 大学に入りバイトを始めようと思った。アルバイトニュースを
 買っていろいろバイトを探した。両親のおかげで、お金に困って
 いたわけではないので、お金より職種でバイトを探した。理系
 大学であったので、学生時代にしか出来ないバイトということで
 サービス職系を狙った。

【シフト】
 このバイトの良いところは、時間が自由であったことであった。
 極端な話、1時間でも10時間でもOKであった。

【新宿センター店】
 初めてのバイトと言うことで友人と二人で始めることにした。
 友人の家と真ん中を取って新宿で始めることにした。

【成城店へ移籍】
 友人が辞めてしまったので、新宿で働く必要性も無く家から一番
 近い成城店に移籍した。結局ここで、大学4年間バイトを続ける
 こととなった。

 卒業の時に仲間から頂いた色紙

【メニュー】
 デラックス・チーズ・バーガー
 ビーフ・ポーク
 カツ・チキン・フィッシュ
 ツナマフィン
 スパ
  ドリンク系も充実していた。
 種類が多いということは、それだけバイトも熟練が必要となる。
 マックなどはマニュアル読んで誰でもバーガーだけ焼ければ良い
 のかもしれないが。バイトにもいい意味での変なプライドがあったと思う。

【オーダーシート】
オーダーシートは随時変更されました。
使われなくなったシートは裏書きで仲間同士のメモや手紙に使われました。

  


【制服】
卒業の時に制服を一式頂きました。






【マネジャー】
 店の規模にもよるが、正社員が3人と後バイトで店が運営された。
 正社員の一人が店長であった。正社員が少ないせいもあり、店長
 によって店の雰囲気・方針ががらっと変わった。

【正社員】
 このバイトは最初の半年は大変であるが、それを越えると楽しい
 バイトであった。そのせいか、一流大卒業でもバイトから正社員
 になる人が結構いた。
  しかし、内部で楽しいということは、外から見ると嫌な店だっ
 たかもしれない。マックは外から見るとしっかりしているが店員
 は大変だと思う。



【性格変貌】
 私は、このバイトをする前までは、すごく大人しい性格であった。
 人前で話すの下手で、友達も少なかった。そもそも中学高校男子
 校で女性と話すことなど全く出来なかった。

【行く末】
 森永ラブは今は無い。たぶん買収されなくても現代の厳しい状況
 ではいずれつぶれてたに違いない。手間のかかる種類の豊富さ、
 和気藹々の店員、口伝えのマニュアル。勤めているバイトは楽しかった。
なにか現代社会に通じる気がする。

1985年の筑波万博の会場にも期間限定で出展してました

バブルでGOで紹介されました!



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