今回は信州まつもと空港からチャーター便(FDA)で稚内空港に飛ぶツアーを選びました。


地元の新聞に広告が掲載されていました。結構人気のツアーらしい。この日も定員に一杯。

【第1日目】

信州まつもと空港ですが松本市内からは車で30分弱。塩尻北ICからだと10分程度。

駐車場は無料。夜は閉鎖されるため出し入れは出来ません。駐車場GW等は混むそうです。

さみしい空港ですが、食堂もちゃんと営業してました。そうそう、最近リチウム電池をスーツケースに入れてはいけないので注意。
私はモバイルバッテリーをスーツケースに入れていて警報がなりました。

展望台もあります。FDAは色々な色の飛行機があるので見ていて楽しいです。

今回の添乗員の樋口さんとツアーバッチ(アルピコ長野トラベル)。ツアーは40名程度。
火曜日〜金曜日のツアーだったのでほとんどがリタイア組のメンバーでした。

今回搭乗する飛行機は11号機!模型のエンジンが取れてました。縁起悪い?

事実上4号機の後継にあたり、4号機が任命されていた長野県松本市の観光大使を引き継いでいる。

13時40分発チャーター便。この便で一気に稚内へ。通常はこの航路はありません。

松本空港全景。空撮。

座席は「A,C,H,K」となります。「A]と「K」が窓側になります。
4列ですので飛行機の大きさに比べ思ったよりシートが広く快適でした。

稚内空港への飛行経路は以下の感じ。佐渡島が大きいのにびっくり!
佐渡⇒秋田⇒下北半島⇒札幌という経路です(帰りもほぼ同じ)。

男鹿半島。機内サービスはドリンク「コーヒー、お茶、アップルジュース」とお菓子。

2時間弱で到着。今では珍しいタラップでの下便。

よくありますが「ゆるキャラ」がお出迎え。

早速宗谷岬へ。最北端のガソリンスタンド。

最北端の碑の前で。さっきまで長野に居たのが嘘のよう。

本当はここが最北端ではありません。あくまでも人間が行ける「最北端」です。
宗谷岬からのパノラマ写真。写真の矢印の岩礁が本当の最北端。
宗谷岬の少し北西に弁天島という小さな無人島があり、そこが実質的な日本の最北端。

後日「スコトン岬」という日本最北限の地を訪れます(生活している北限)。

http://variety.s602.xrea.com/extremity/northlimit.htmlから引用

今回のツアーの皆様と記念撮影。

1日目の宿ホテル「めぐま」へ。周りにはホテルと住宅以外何もないです。

コンビニも何もないので、夜食等は買っておいた方がよいです。

部屋による景色の違いはあまり無さそうです。

夕食!


めぐまの露天風呂。あまり開放感が無くて残念。それにちょっと狭い。

【第2日目】

朝、ガイドさんと稚内公園へ。稚内は観光地には必ずと言っていいほどWIFIがあります。


タロ・ジロの碑

旧瀬戸邸へ。稚内で魚を取って大もうけした人の屋敷らしいです。
200海里が設定され稚内の漁業は衰退したそうです。

稚内のフェリーふ頭から礼文島へ。

フェリーこの3便で島と稚内を移動します(ピンクの線)。


この船に乗船します。稚内出航。

さずが国境の街。稚内の自衛隊のレーダーサイトが見られます。

おっと!利尻富士が見えてきました。

礼文島から利尻富士を望みます。結局この旅行の中でこの時が一番よく眺められました。


港の「武ちゃん寿司」で昼食。

高山植物園へ。色々な高山植物が見れます。

これが有名な「レブンアツモリソウ」。この花の顔出しもあります。


澄海(すかい)岬へ。



最北限の地、ストコン岬

風がとっても強いです!

最北限のトイレだって

バスで通過しただけですが記念碑が見れました。

1948年5月9日:金環皆既食
礼文島起登臼付近で日本の観測陣による観測が実施され、アメリカ人の見物客もあった。食分が1.0に近く、ベイリー・ビーズが黒い太陽の周囲に見える珍しい写真が撮影されている(通常の皆既食では片側のみ見える)。
(Wikipedia 日本語版「日食の一覧」より引用)

ホテルは「花れぶん」。気配りのあるなかなか良いホテルです。



ロビーや大浴場から利尻富士が見られます。

801号室(ピンク色)でした。残念ながら海が全く見えない部屋で残念。

夕食。半個室でどれもおいしかったです。


【第3日目】

同じ会場で朝食。この日は54歳の誕生日。

バスで島内めぐり。どんな岩にも名前付けますよね。


桃の形に似ている桃岩。先端の形が特徴的。


猫の形に似ている猫岩。猫背の猫。




メノウ浜で石探しです。ツアーの人が小さいのを見つけていました。

新種「イグアナ岩」発見!


フェーリーで利尻島へ。



またまた出ました似てるシリーズ。寝熊の岩。

人面岩。

オタトマリ沼到着!

言わずと知れた白い恋人のパッケージ写真はこの沼からの写真となります。



残念ながら利尻富士は見えませんでしたが、記念写真では見てます。かなりの合成技術。



姫沼へ。


14:35フェリーで稚内へ戻ります(利尻島での宿泊はありません)。


アニメに出てきそうな風景。ぺシ岬。アイヌ語の「シペシ」(大きな崖)に由来する。

1泊目と同じ宿へ。宿の近辺を散歩。利尻富士が見えました。マンホールの蓋にも利尻富士。

A地点からの景色です。

夜景も撮影してみました。

2回目の食事はすこし洋食風でした。

【第4日目】

北海道御用達のコンビニ「セコマ―ト」。

日本最北の駅稚内駅。日本最北の線路へ。駅より少し出ています。昔は港まで線路が続いていた名残。


稚内港北防波堤ドームへ。稚内駅より歩いて5分ぐらいです。


たぶん昔は赤い感じで線路があったのでしょう。

公園には大きな日本地図が描かれています。

稚内駅構内


ちなみ2009年に有人最南端駅山川駅には行ったことがあります。これで南北制覇?


帰りの便。最北の稚内空港へ。本当は礼文空港の方が最北ですが今は使われていないそうです。

最終日の昼食はツアー用意してくれたお弁当。

空港の最上階に展望無料休憩所があります。まだプロペラ機見られます。

お土産には利尻・礼文限定トウキビチョコ。トウキビチョコのバッタ物です。。。。。

空港にはお土産も充実。レストランもあります。


結局搭乗は約2時間遅れの13時ごろに。実はこの便、同じツアーの稚内行きになるので、次のツアーの人は大変。

帰りは稚内牛乳アイスが機内食で出ました。

経路上、鳥海山がよく見ました。

松本空港で流れ解散。お疲れ様でした。

長野から稚内に一っ飛び。非常に効率的で疲れないツアーでした。